今週の練習・6番プレリュード

思い立ってバッハ無伴奏組曲第6番プレリュードの譜読みを始める。

ちょうど2つのオーケストラの曲の譜読みがひととおり終わって、少し余裕が出てきたところ。 5番か6番のプレリュードを譜読みしてみようと思い立ち、両方とも少し譜読みしてみて、5番よりなんとなく今は6番、という気分になった。

この「思い立った」というのが重要で、チェロを弾き続けていて、バッハの組曲を新しく読んでみようと「思い立つ」ほどの「エネルギー」なり「勢い」なりがつくタイミングというのは、そうはあるものではない。 もちろんレッスンで先生に背中を押してもらうというのもそうしたエネルギーの源になりうるが、今のように先生がいない状態では仕方がない(そう、まだ先生を見つけられていない…)。

6番のプレリュードで最初にぶつかる難所は、5弦のチェロ(A線の上にE線がある)を前提にした第23小節からの数小節間で、ここのフィンガリングが、ベーレンライター版を見てもカザルス版を見ても中々「解読」できなかった。いろいろな奏者の演奏を見ても、それぞれ少しずつ違うようだ。
bachsuite6prelude21.png

でも、それも3日間考えて、少しわかってきたところ…この「1つの曲のある部分のことで3日間頭がいっぱい」という状況も、最近中々なかったこと。

後半のポジションが高くなるところは、もとより覚悟の上。もう少し読み進めてみるつもり。

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