左利きのチェリスト

メキシコのチェリスト Abner Jairo Ortiz Garcia の演奏でバッハの無伴奏チェロ組曲4番クーラント。
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今年29歳になる彼は現在メキシコからアメリカに奨学生として留学中で、この夏、すぐれた若い芸術家を招くイギリスの財団の招きでロンドンに滞在してコンサートを行ったりしたのだそうです。イギリスの弦楽専門サイトStradで紹介されていたので知りました。

これまでも左手に弓を持つ“左利き”のチェリストは何人か動画で見たことがありますが、ヨーロッパ以外では初めて見た気がします。

途中、鏡に写ったシーンがあって、また彼の姿にカメラが戻ると、なんだかとても不思議な感覚がしますね。

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3 Comments

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はかせ  

この場合、楽器も改造の必要がありますね。弦を逆順で張るのでバスバーと魂柱を左右入れ替えるし駒もナッツも作り変えなければなりません。弓の毛替えも普通のチェロとは反対側の毛を強く張らなければなりません。彼の楽器を調整する楽器屋は大変でしょう。この人がオーケストラで弾くと、一人だけ広い場所が必要になりそうです。

2018/09/02 (Sun) 20:13 | EDIT | REPLY |   

yoshi  

> はかせさん
こんにちは。コメントありがとうございます。おっしゃる通り彼のように弾くためには、弦を逆順に張るだけではだめで、楽器のいろいろなところが「特注」になって大変だろうと思います。それでもここまでこのスタイルを貫いているのは、これまで見たかたの例から言えば、小さい頃に指に怪我を負ったとか、よほどの理由があったかも知れないなと思います。このかたの場合はどうだか知りませんが。

2018/09/03 (Mon) 00:22 | EDIT | REPLY |   

はかせ  

おっしゃる通り、たとえば左手の中指あたりに障害があったりしたら、こうするしか無いですね。
私は、最初に教えた先生が強い気持ちを持って逆の楽器を用意させたのではないか、と推測しました。弓を持つのは利き手であるべきだ、という信念が無ければ、面倒ですから。左利きの人でもそんな面倒をせず通常の楽器を弾いている人がほとんどで、それで良しという考えもあるわけです。
私の見るところ、通常の楽器を弾くと左利きの人のほうが左手の技術の向上は早い傾向があると思います。

2018/09/04 (Tue) 08:29 | EDIT | REPLY |   

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