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イギリスのチェリスト、スティーブン・イッサーリス(58)は最新作アルバムで、以前ここでも書いた、第一次大戦中イギリスの陸軍兵士だったアマチュア・チェリストが弾薬箱を胴にして戦場で弾いたというトレンチ・チェロ(trench cello, trench=塹壕)を使って録音しているそうです[タワーレコード・ニュースリリースより]。

「戦時のチェロ曲(The Cello in Wartime)」と題されたこのアルバムは、いずれも世界大戦を背景にしている作品から成っており、ドビュッシー、ブリッジ、フォーレのチェロソナタなどはイッサーリスがいつも使っているストラディバリウス(英国王立音楽院から貸与されているMarquis de Corberon, 1726年作)で、後半のサン=サーンス「白鳥」など4曲はトレンチ・チェロで弾いているそうです。

トレンチ・チェロの写真や音色は3年前のこの記事で。

[後日追記] 英ガーディアン紙にイッサーリス自身による紹介記事が掲載されていました。→What horrors it must have witnessed: Steven Isserlis on how a Trench cello found its voice again [gurardian.co.uk 17.11.10]

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yoshi/吉岡
Posted byyoshi/吉岡

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