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ヨーヨー・マが12日夜、ロサンゼルスの1万7千人以上収容の野外ホール、ハリウッドボウルでバッハの無伴奏チェロ組曲全曲のコンサートを行ったらしいです。 ヨーヨー・マは近年、世界中の大きなホールでバッハの組曲全曲の演奏会を行っていますが、1万7千人もの前では、歴史上も類を見ない規模かも知れません。

そのようすを伝えるロサンゼルスタイムスの記事→Yo-Yo Ma does the impossible at the Hollywood Bowl [LATimes 17.09.13]

大きなハリウッドボウルのステージにヨーヨー・マが座る椅子だけが置かれ、薄暗いライトが当てられ、 脇にはヨーヨー・マがアップで映し出される巨大スクリーンがあり、音響システムを使い、野外ホールにもかかわらず親密さを生み出していた、などなど。1万7千以上の座席に空席はほとんどなかったといいます。日本で1万7千人収容というと、ちょうど横浜アリーナくらい。武道館が1万4千余りというところ。※後日一部追記

この日は、夜8時に開演して10分間の休憩をはさんでバッハ全曲のあと、アンコールにカザルス「鳥の歌」を演奏して、2時間40分ほどの公演だったそう。

最近、バッハ全曲をダンスとのコラボレーションで弾いているケラスも約2時間半で弾いているとのこと。 以前はひと晩のコンサートで弾くようなものではなかったバッハ全曲を2時間半で弾くようになったのは、革命的なことじゃないかと思います。

昨年9月にヨーヨーマがバッハ全曲をサントリーホールで弾いたのを聴きに行った友だちに聞いたところ、繰り返しを省いたりもしていないと聞きました。 それだけ、速い楽章を速く弾いている、曲と曲の間をほとんどあけない…などしているのだと思います。

聴く側としても2時間半というのは集中力が保てる範囲内かも知れない。ただ、何千何万人という大観衆の中で聴きたいか?というと、私はちょっと遠慮したいところですが…

***

12日当日、冒頭の1番プレリュードだけを収録したライブ動画。大歓声に包まれてヨーヨー・マが登場するのは開始3分(残り時間表示4分)くらいから。

[17年12月追記] このコンサートについて、評論家のAlex Ross氏が2017年をふりかえって特筆すべきコンサート/録音を挙げた記事[New Yorker 17.12.11]の冒頭に書いていて、氏も初めは野外の大観衆の中、マイクとスピーカーを通した演奏がどうかと疑念を持っていたものの、ヨーヨー・マの演奏を損なうものはほとんどなかった、まるで音楽が世界を静めたようだった、と激賞していました。

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yoshi/吉岡
Posted byyoshi/吉岡

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2017/09/15 (Fri) 14:45 | EDIT | REPLY |   
yoshi  

> 鍵コメさま
いつもコメントありがとうございます。やっぱりそうですよね…
お嬢様がりっぱに成長され活躍されるのをお祈りしています!

2017/09/15 (Fri) 22:01 | EDIT | REPLY |   

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