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チェロと宮沢賢治――ゴーシュ余聞 (岩波現代文庫)

「セロ弾きのゴーシュ」を書いた宮沢賢治(1896-1933)とチェロとの関わりを綿密に取材して書かれた横田庄一郎著「チェロと宮沢賢治――ゴーシュ余聞」(1998年、音楽之友社)が3月16日、岩波現代文庫から文庫版で発刊されることになったそうです。右のイメージはAmazonへのリンクを張りました。

宮沢賢治はチェロをいつどこでどのようにして手に入れ、どのようにして学んだのか? そしてあの「セロ弾きのゴーシュ」はどのようにして発想されたのか?...

私は以前この記事のコメントで「賢治のチェロを(生誕百年祭のとき)ヨーヨー・マが弾いたことが載ってる」
と、たこすけさんに教えてもらって読んだのですが、膨大な資料や証言を元に、賢治とチェロとの関わりについて知りたいことがほとんど全て書かれていると言ってもいい一冊だと思います。著者の横田庄一郎さんもチェロを弾かれる方だそう。

あらためて単行本版に目を通していて、今さら気がついたのですが、「セロ弾きのゴーシュ」に出てくる金星音楽団の指揮者のモデルは、チェリスト・指揮者で、後に小澤征爾さん・堤剛さんらを育てた斎藤秀雄先生(1902-1974)だという説があり(中丸美繪著「嬉遊曲、鳴りやまず─斎藤秀雄の生涯」)、本書ではそれを支持していますね。※後日加筆

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yoshi/吉岡
Posted byyoshi/吉岡

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